基準①:コスト(信託報酬)が低いか
投資信託を持っている間ずっとかかる費用が「信託報酬」です。年率0.1%台と1%台では、長期では大きな差になります。コストはリターンを確実に押し下げるため、まず低コストであることが重要な基準です。
つみたて投資枠の対象商品は、金融庁が長期・積立・分散に適すると認めた一定の基準を満たすものに絞られているため、極端に高コストな商品は含まれにくくなっています。
基準②:広く分散されているか
一つの国や業種に偏らず、広く分散された商品ほど、特定のリスクの影響を受けにくくなります。「全世界株式」や「米国株式(S&P500)」といったインデックス型は、1本で多くの銘柄に分散できる代表例です。
インデックス投資の基本は、インデックス投資のガイドでも解説しています。
基準③:純資産額と運用の安定性
純資産額(その投資信託に集まっているお金の総額)が大きく、安定して増えている商品は、運用が継続されやすく、繰上償還(途中で運用が終わってしまうこと)のリスクが低い傾向があります。
極端に規模が小さい・減り続けている商品は避けたほうが無難です。
迷ったときの考え方
多くの初心者にとっては、「低コストの全世界株式インデックス1本」から始めるのがシンプルで分かりやすい選択肢とされています。慣れてきたら、自分の考えに合わせて組み合わせを調整していけば十分です。
何本も持つ必要はありません。まずは1本、長く続けられる商品を選ぶことが大切です。具体的な積立額のシミュレーションはNISA最適化シミュレーターで試せます。